大西直宏騎手、8日にJRAに引退届けを提出。
17日のレースを最後に引退。
26年のジョッキー人生にピリオドを打ちます。
大西騎手といえば97年の皐月賞&日本ダービーの勝利騎手。
私の一番好きな馬、サニーブライアンの騎手である。
ちょっと振り返ると・・・
97年の皐月賞。「逃げ宣言」
人気馬メジロブライト、ランニングゲイルを押しのけ、大外枠からの見事な逃げ切り。
11番人気で大波乱を巻き起こした。
そして日本ダービー。「逃げ宣言」
皐月賞はフロック(まぐれ)だとマスコミは低評価。
皐月賞を勝ったのに、なんと6番人気。
あの頃、なんであの時勝ったのに、評価が低かったことに怒れたのを覚えている。
レース映像→http://
ゴール前、三宅アナの声に鳥肌が立った。
「これはもうフロックでもなんでもない!」
サニーブライアンはまたも大外枠から逃げ切った。
なんか、スカッとした。
やっぱりフロックじゃなかったんだ。
レース後の大西騎手のインタビュー。
「1番人気はいらない。1着がほしい。」
世間もこの馬の力を認めた。
・・・が、レース後、骨折が判明。
3冠の夢は叶わなかった。
骨折が完治した後、調教中に屈腱炎を発症し引退。
この騎手で想い出に残っている馬がもう一頭。
カルストンライトオ。
新潟の唯一の直線重賞レース。
アイビスサマーダッシュを軽快な逃げで2度制覇。
04年のスプリンターズステークスではデュランダルを抑えて逃げ切り。
ちなみにこの時の単勝GET!
このレースはちょっとサニーブライアンとダブりましたね。
このように思い入れのある騎手でした。
決していい成績をいつも残してるわけではない。
でも、本当に印象に残るレースを見せてくれました。
昨年と今年、調教師試験に不合格・・・
やっぱり競馬の世界は厳しいですね。
引退後はジャパン・ホースマンアカデミーで後進の指導に当たるそうです。
おつかれさまでした!・・・ってまだ早いか。
とりあえず最後の日のレースの馬券は記念に買おうかな。
※2020年追記